【Xacti】古いビデオカメラを使えるようにした話【電池換装】

Xactiの電池を換装して使えるようにメンテしてみた

こんにちは、@ぼうです。

大掃除をしていたら、2011年に購入したXacti(DMX-CG100)が出てきた。
バッテリも充電器も見当たらないから捨てようかと思ったら、バッテリも充電器も出てきた。
これは、使えってことだなと思って、使えるようにしたお話。

Xactiについて

Wikiから引用

基本コンセプトは「小型軽量コンパクト」「静止画と動画を1台で」「パソコンとの親和性の高い動画」。デジタルスチルカメラとビデオカメラの特徴を併せ持ち、他のデジタルカメラと比べて動画を重視している。形状も「ガングリップタイプ(またはグリップタイプ)」と呼ばれる拳銃のような形をしている製品が多いことが特徴

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/Xacti

自分が持っていたのは防水じゃないDMX-CG100という安い機種。
2011年時点で17,000円で購入。
SDカードはSDXC(最大2TB)に対応しているが、Xactiで使えるのは最大容量は64GBまで。
この情報にたどり着くまでだいぶ時間がかかってしまって無駄に256GBのSDカード買っちゃいました。

純正バッテリーによる連続録画時間は2時間くらいらしいですが、これは使い方によるのでなんとも言えないです。
バッテリーは純正品も探せばまだ買えますが、サードメーカーの安い互換バッテリーも買えるのでそちらを試してみるのがいいと思います。
下記の製品は使うことができました。

試してみたところ互換バッテリーでも2時間はもたなかった。

バックアップ電池の劣化

バッテリ交換時に設定が消えないように搭載されているバックアップ電池が経年劣化で使えなくなっていて、バッテリ交換のたびに日付設定が消えて面倒くさい。
というわけで、ボタン電池を入れ替えることにした。

ボタン電池交換自体は簡単ですが、ハンダごての作業が必要でした。

対応電池は500円でお手頃。↓

古い電池の取り外し

ネジはここに2箇所あるだけなので、簡単に開けます。

精密ドライバーなら簡単

ネジを外すと液晶の裏側が外せます。
開けるとボタン電池が見えます。

ハンダを溶かしていきます

非常に小さい電池に足がはえています。
足のハンダを溶かして除去します。
ハンダ吸い取り線があると便利です。
電池は糊付けされているので、ハンダを除去したらピンセットで少し力を入れて剥がします。

新しい電池の取り付け

取り外したら、同じようにつけ直しますが、電池の+に気をつけましょう。
文字が書いてあるほうがボタン電池の+です(表面)。
表面から出ている足が、基盤の+にくっつくようにしてハンダ付けしたら完了です。
ネジ止めをする前に、蓋をはめて正常に動作するか確認しましょう。

【確認方法】
電源ON→日付設定→電源OFF→バッテリを外す→バッテリをつける→電源ON→日付設定で始まらなければ成功!

成功したらネジ止めして完成。

手ぶれ補正について

Xactiには手ぶれ補正がついていますが、技術が古すぎて「補正されてないじゃん!」くらいの品質です。
手振れ補性は現代の技術力を使って解消していきます。

AndroidならGoogleフォトアプリが超いい感じに修正してくれます。
ChromebookのGoogleフォトアプリでもできます。

iPhone/iPadのアプリはEmulsio 3がおすすめ。

PCがある人はダビンチリゾルブで手振れ補正するのがおすすめです。

結構いい感じで補正されるのでお試しください。

まとめ

2010年代のXactiは今の時代のスマホと戦って勝てるところは一つもありません。
手振れの質と同様に、画質、音質ともにレトロでチープでエモいともいえるが、今の時代では見劣りするレベル。
スマホに取り込んで調整したり、PCで調整したりすれば見られるレベルになるとは思いますが、確実にスマートフォンで撮影したほうがきれいで便利で扱いやすいと思います。

じゃあなぜ使えるようにしたのか?

特に意味はないです(笑)

1時間程度の定点撮影をするのに便利かな?くらいの気持ちで環境を整えてみました。
定点撮影なら手振れも気にならないと思うので、バッチリだと思います。

みなさんも自宅に眠っているビデオカメラを掘り出してみてはいかがでしょうか?