【簡単・安い・早い】認識されないJoy-Conをレール交換で修理したはなし

自分でJoy-Conのレールを交換修理する

こんにちは、@ぼうです。

Joy-Con修理シリーズ第2弾です。(第一弾はJoy-Conのドリフトを修理
任天堂SwitchのJoy-Conを本体に差し込んでも認識しない問題は、よくあるトラブルの一つのようです。
この問題は、本体側のレール交換かJoy-Conのレール交換で直ることがあります。
しかも交換パーツは左右で700円程度と安く済みます。
この記事では、Joy-Conのレール交換について紹介します。

※この記事に書かれている方法は確実に直ることを保証していません、修理を実践する場合には自己責任でお願いいたします

保証期間内なら任天堂へ!

保証期間内であれば任天堂へ修理に出すのがベスト。
こちらから修理に出しましょう。

https://www.nintendo.co.jp/support/repair/index.html

保証期間外に取れる手段は以下3つ

  • 任天堂の有償修理サービスに申し込む(2,200円/1個)
    修理期間は、約1週間から1ヶ月程度(流れは下記)
    • Nintendoの修理サイトにアクセス
    • 修理依頼フォームに必要事項を入力し、Joy-Conを送付する。
    • 修理完了後、NintendoからJoy-Conが送られてくる。
  • 新しいJoy-Conを買う(結構高い!8,000円以上)
  • 自分で修理する(安い!2個直しても約1800円)

すぐ遊びたい場合は新しいJoy-Conを買うしかない。
直るまで待てるなら、任天堂の修理か自分の修理でOK

壊れているのはどっち?Switch本体?Joy-Con?

Joy-Conのレール交換を行う前に、本体、Joy-Con、どちらのレールが壊れているのかを確認することが必要です。
そのためには、正常動作するJoy-Conが必要です。
正常なJoy-Conを挿入しても認識されない場合は、問題がSwitch本体側にある可能性が高いため、本体のレール交換を検討しましょう。

正常なJoy-Conが認識されることが確認できれば、問題がJoy-Con側であることが確定します。

Joy-Con修理に必要な道具

Joy-Conのレール交換に必要なものは

  • 交換用パーツ
  • 専用工具(ドライバー)
  • ピンセットです

はんだごてなどの特殊な工具は必要ありませんので、修理の難易度は高くありません。

Joy-Conのレール交換

まずはJoy-Conを分解しましょう。
専用のドライバー(Y字)を使って、Joy-Conの下部にあるネジを外します。
ネジ山がデリケートなので、ゆっくり回しましょう。
ネジが外れたら、Joy-Conの外装をはがします。

Joy-Con(右)の分解方法
Joy-Con(左)の分解方法

左右それぞれで配線が違うので上記の動画を参考にふたを開けてレールを外せる状態にしましょう。

バッテリーも外しておきます

バッテリーは両面テープで貼りついているので、隙間にピンセットのような細いものを突っ込んで、ゆっくりはがしていきましょう。
作業をやりやすくするために、小さなリボンケーブルを外します。
Joy-Conを分解したら、古いレールを外し、新しいレールに交換します。
(写真真ん中が交換用のパーツ)

Joy-Conの左右で使用する交換部品が違いますので、古いものを外してしっかり見比べましょう。

バッテリーをはずして、リボンケーブルも外す

交換が終わったら組みなおしましょう。
ネジ山がデリケートなので、ゆっくり回しましょう。

Joy-Conの動作確認

部品の交換が終わったら、Joy-Conを元に戻し、Switch本体に挿入して動作確認を行います。
うまく動作したら修理完了です。
正しく交換で来ているにもかかわらず全く認識しないようであれば、まったく別の理由である可能性が高いです。

悪あがきをするのであれば、バッテリーを交換してみましょう。

それでもだめなら、元の部品で組みなおして任天堂に修理に出しましょう。

まとめ

Joy-Conのレール交換は、修理の難易度が低く(30分程度)、必要なパーツと工具も手軽に入手できるため、自分で修理することができます。
とにかく安いし、捨てるくらいなら試してみる価値があります。

この記事では自分で修理する方法を説明しましたが、自己責任でお願いいたします。
修理方法によっては、保証が無効になる場合があるため、間違っても保証期間内のJoy-Conを自分で修理しないでください。

Joy-Con(ゲームのコントローラー全般)は消耗品である、くらいの気持ちで扱いましょう。